人の目は、よくカメラにたとえられますが、カメラのレンズに相当するのが水晶体です。
正常な水晶体は「透明」で光をよく通しますが、水晶体は加齢とともに少しずつ濁ってきます。
この水晶体の混濁した状態が「白内障」です。
白内障は特別な病気ではなく、年齢とともに誰にでも生じます。
眼科では白内障を予防するお薬を処方しますが、これは水晶体が濁るスピードを遅くするものであって、症状を改善したり、視力を回復させることはできません。
白内障による視力低下は、メガネなどで矯正できるものではありませんので、日常生活に支障が出るほど症状が進行した場合は、手術を受ける必要があります。
以下のような症状があれば白内障の疑いがありますので、いつでもお気軽にご来院、ご相談ください。
①かすんで見える
②まぶしい。明るいところで見えにくい
③二重、三重に見える