飛蚊症

視界にゴミや虫のようなものが飛んでいるように見える症状を「飛蚊症(ひぶんしょう)」といいます。

 

眼球内にはゼリー状のものが詰まっており、これを硝子体と呼びます。

硝子体は、若いときには透明で濁りがありませんが、年齢に伴い濁りが出ることがあります。

この濁りが本人には影として認識され、飛蚊症の症状となって現れるのです。

 

ほとんどの場合は、加齢などの生理的変化によるもので心配いりませんが、まれに網膜剥離・網膜裂孔など重篤な疾患の前触れであることがあり、放っておくと失明することがあります。

 

飛蚊症を自覚したら、一度眼科専門医を受診することをお勧めいたします。

 

飛蚊症の診断には「眼底検査」が必要です。

眼底検査を行うと個人差はありますが、おおよそ5~6時間はピントが合わず、まぶしく感じますので、眼底検査をご希望される方は車での来院はお避けください。

 

また、少しお時間がかかりますので、受付終了時間の30分前までにはお越しくださるようお願いいたします。

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